新旧鉄塔の結界と鉄塔頂上から見る結界

結界好きの私のために?
現責さんが写真を撮ってくれました。

「結界」とは鉄塔の4本の支柱に囲まれた場所を指し、
鉄塔愛好家が聖域と呼ぶ場所です。
(前回は新旧鉄塔とCT-36入りの結界

鉄塔の結界

最高です!!現場に行きたくなる光景だわ♡
(じゃあおいで、ついでに鉄塔昇ってみる?と
 軽く言われそうなので心の中で叫んだだけ・・・)

鉄塔の頂上から見る結界と景色も最高だろ?
と言わんばかりの写真もありました。

鉄塔の頂上からの眺め

足がすくむ高さだわ・・・

さて、この鉄塔、
古い鉄塔を包むように新しい鉄塔を建てました。

電線を新しい鉄塔に移し替えたら
古い鉄塔は撤去します。

鉄塔立替工事

期間限定!!新旧鉄塔の結界!!
貴重です。

KRMコーポレーションに若手加わる!

KRMコーポレーション 新入社員

弊社代表の谷が経営するもうひとつの会社、
株式会社KRMコーポレーションに21歳の若手が2名加わりました。

(株)KRMコーポレーションは、
鉄塔を組み立てたり電線を張ったりする仕事をしています。

特に電気の勉強をしていたわけでもない彼らが入社して1ヶ月経ち、
実際に現場の鉄塔に昇りました。

現場責任者から送られてきた写真を見て、
社長は「格好だけは一人前だな~」と言いながら嬉しそうです。

そんな彼らが今回昇った場所は・・・

KRMコーポレーションに若手加わる!

鉄塔の頂上付近!!

鉄塔立替工事

思っていたより高かった!!

それでも笑顔で写っていた写真もあったので、
今後の彼らの成長が楽しみです。

ラジオ「GLOBAL R-VISION」再生版公開中!

FM 80.7 「GLOBAL R-VISION」に出演:中部電気工業(株)谷真孝

3/3(土)夜に放送されたラジオ「GLOBAL R-VISION」、社長が出演しています。「GLOBAL R-VISION」だけでなく、ブランディングプロデューサー・安藤竜二さんのホームページでも大きく取り上げていただいてます。

2018/3/3(土) 放送:GLOBAL R-VISION|ゲスト:中部電気工業 株式会社 代表取締役社長 谷 真孝氏

株式会社DDR 様ホームページ「2018/3/3(土) 放送:GLOBAL R-VISION|ゲスト:中部電気工業 株式会社 代表取締役社長 谷 真孝氏

GLOBAL R-VISION」では、弊社の歴史、仕事内容、成功へのターニングポイント、海外展開も含めた将来のビジョン等をお話しさせていただきました。オンエア版・ダイジェスト版は「GLOBAL R-VISION」ホームページで再生可能です。

「岐阜県就職ガイダンス2019」終了しました

「岐阜県就職ガイダンス2019」

3/3(土)は岐阜市文化センターで「岐阜県就職ガイダンス2019」が開催され、弊社も出展しました。

「岐阜県就職ガイダンス2019」

「岐阜県就職ガイダンス2019」

「岐阜県就職ガイダンス2019」

ひときわ目立つのぼりの効果なのか、たくさんの学生さんがブースへ足を運んでくださり、送電線業界や仕事について熱心に社長の話を聴く姿が印象的でした。

施工管理や設計は理系じゃないと無理だと思われることが多いのですが、そんなことはありません。知識や技術は入社後に習得できます。

7月にインターンシップも予定していますので、内容が決まり次第ご案内させていただきます。
今年度から弊社が負担している保険料と昼食費に加え、交通費の負担と宿舎の利用もできるようになります。遠方からのご応募もお待ちしています。

♪屋根より高い~のぼり♪

屋根より高い~のぼり

土曜日の合同企業説明会で立てるのぼり、購入してからまだ一度も使っていないので試しに立ててみることに・・・

屋根より高い!
今日は風が強くて、旗がよくたなびいていました。

土曜日はこののぼりを目印に、中部電気工業のブースへお越しください。

「岐阜県就職ガイダンス2019 PART-2」
 日 時:平成30年3月3日(土)13:00~17:00
 会 場:岐阜市文化センター 1F (JR岐阜駅北口より徒歩8分)
 対象:大学・大学院・短大・高専・専修/専門学校(全学年の方対象)
 出展企業:64社
 参加企業一覧:http://www.gifukeikyo.org/myplan/company_c2.php

のぼり

3/3 19:00~ 社長がFMラジオに出演

FM 80.7 「GLOBAL R-VISION」に出演:中部電気工業(株)谷真孝

今度の土曜日に、社長がFMラジオに出演します!

3/3(土)19:00~19:30
FM 80.7 「GLOBAL R-VISION」
https://fma.co.jp/f/prg/r-vision/

「GLOBAL R-VISION」は、「地域を元気にする」をキーワードに、地元で頑張る企業・ものづくりのこだわる企業の経営者を迎え、成功へのターニングポイントから、人・会社・ブランド力の魅力を紐解いていく番組です。

すでに収録を終え、あとはオンエアーを待つばかり。

原稿はびっしりと文字が並び、この通りに話をされたのか社長に聞いてみると、「いや、しゃべりすぎちゃったよ」と。緊張することなく自然な、いつもの社長の声と、送電線業界の現状と課題、それに対して当社がどのようなことにチャレンジしているのか、未来のビジョンと社長の想いをお届けします。

パソコンでオンエアーを聴くことができます。また、1週間限定で配信されますので「GLOBAL R-VISION」ホームページのバックナンバーをご覧ください。

共回り防止工具「うらもちくん」M16用 24mm(赤色)入荷

共回り防止工具うらもちくん

共回り防止工具「うらもちくん」M16用 24mm(赤色)が入荷いたしました。

共回りとは、ボルトを緩める時にナットとボルトが一緒に回ってしまう現象をいいます。
高所や閉所などの条件が悪く大きな力をかけられないとき、工具やボルトの落下防止に役立つ工具で、個人・業者問わず1個からご購入いただけます。

繁忙期の送電線業界で「うらもちくん」が活躍しています。
「応援に行ったときこの工具を見たんだけど、個人でも注文できる?」
「使ってみて良かったから追加で注文したい」
などのお問合せをいただき、12月・1月は176個のうらもちくんを送り出しました。
現場デビューを果たし、しっかり活躍していると思います。

「うらもちくん」の動画もあります。

小さいけれど力持ち。作業効率が飛躍的にアップします。
詳細は当社ホームページをご覧ください。
https://chubudenki.net/construction/uramochikun

鉄塔建設現場に設置するモノレール

モノレール 送電鉄塔工事現場

現場まで人や物を運んでくれるモノレール。かなりの傾斜を上っていきます。

現場にトラックを横付けして荷物を置けないような場所のときは、
モノレールやヘリコプターで人や資材を運び、工事が終われば撤去します。

モノレール 送電鉄塔工事現場

モノレール 送電鉄塔工事現場

今回は1本レールですが、別の現場では2本レールを使っていました。
2t以上の運搬になると2本レールになります。

モノレール 送電鉄塔建設現場
モノレール 資材運搬用 鉄塔 建設 基礎工事 現場 岐阜県関市板取

貴重な1枚!送電鉄塔の結界(新旧鉄塔とCT-36)

鉄塔結界(新旧鉄塔とCT-36)

昼休みになり、作業が終わったのを見計らって結界入りしました。
「結界」とは鉄塔の4本の支柱に囲まれた場所を指し、鉄塔愛好家が聖域と呼ぶ場所です。
新しい送電鉄塔の中に、古い鉄塔とクライミングクレーンCT-36も入っている貴重な1枚。

架空送電鉄塔の耐用年数

鉄塔組立工事

先週(水)は、社長と一緒に現場へ。ここは2年前に基礎工事をしていたころに見学に来た場所ですが、基礎工事と組立工事では雰囲気が違うので、違う場所に来た感じがしました。

▼2年前の基礎工事
鉄塔基礎工事
▼先週の組立工事
クライミングクレーン CT-36 鉄塔組立工事

▼【左】2年前の鉄塔、【右】先週の新旧鉄塔
鉄塔基礎工事  クライミングクレーン CT-36 鉄塔組立工事

クライミングクレーン CT-36 鉄塔組立工事

新しい鉄塔にすっぽり包まれた古い鉄塔。太くて頑丈な主柱になりました。

さて、ここで問題です。
「鉄塔の耐用年数」はどれくらいでしょう?

答えは 50年 
国税庁HP 耐用年数の適用等に関する取扱通達の付表
付表4:電気業の構築物(総合償却資産であるものに限る。)の細目と個別耐用年数より

耐用年数が経過してしまった鉄塔は全国に約3万基あります。全国にある鉄塔は約24万基あるので、このうち8分の1は建替え工事の対象となっています。

そして、全国にある送電線の長さは約9万km。これは地球を2周するほどの長さです。ちなみに送電線の耐用年数は40年ですが、傷つくこともあるので40年ももたないこともあります。

そして、送電線工事の技術員(施工管理をする元請け会社の社員数)が全国に約3,800人、鉄塔の組立工事や架線工事をする高所作業員は全国に約5,500人います(2016年10月現在/一般社団法人 送電線建設技術研究会調べ)。

鉄塔 約43基
送電線 約16km
これは作業員1人が守らなければならないインフラです。

その作業員も高齢化しつつあり、送電線業界では技術の継承、新規技術者の育成が大きな課題となっています。

鉄塔組立工事

大変な仕事ですが、その分、鉄塔が完成した時の達成感は大きいそうです。

「自分で自分を褒めたくなる瞬間だよ」
新しい鉄塔を観て、社長がつぶやきました。

青空と紅葉しつつある山を背景にした新鉄塔は輝きを増し、それを眺める社長の表情もいつもより輝いて見えました。

クライミングクレーン CT-36 鉄塔組立工事

鉄塔の組立工事現場、いよいよベンド!

送電鉄塔組立工事 クライミングクレーン

ベンド??

ベンドとは、鉄塔の脚は傾斜になっている部分と垂直になっている部分に分かれている地点を指します。この傾斜の部分の組立工事が23日(月)に終わりました。

ここからの作業は早いです。傾斜になっている部分よりも部材が軽く垂直なので組みやすいため、傾斜部分よりも早く組み立てられます。28日(土)にはトップまで組立完了。

送電鉄塔組立工事

ちなみに、鉄塔に昇るのは垂直部分のほうがきついそうです。傾斜部分は「足の力で昇る」けれど、垂直部分は「腕の力で昇る」、慣れないときは足がプルプル震えてくるんだとか。

古い鉄塔はお父さん? 新しい鉄塔は息子? まるで親子のように新しい鉄塔に背丈を越された古い鉄塔は、あと少しで役目を終えます。新しい鉄塔がよりたくましく見えます。

送電鉄塔組立工事 クライミングクレーン 送電鉄塔組立工事 クライミングクレーン

クライミングクレーンを使って鉄塔組立工事の真っ最中

鉄塔 建設 基礎工事 現場 岐阜県関市板取

約2年前に組立と基礎工事の現場見学へ初めて行きました。

組立工事の現場ではクレーンを使って新しい鉄塔の組み立てが終わり、
そのクレーンを解体する作業、基礎工事は重機や削岩機で掘削する様子を見学。
鉄塔に人が昇って作業をしていたり、足がすくむほど深い穴の底で
さらに掘り進める作業を初めて観ました。
当たり前に電気が使える日々は、こうして働く方々のおかげだと感謝の想いでいっぱいです。

ショベルカー 鉄塔 建設 基礎工事 現場 岐阜県関市板取

さて、この基礎工事を見学した現場で組立工事がようやく始まりました。
鉄塔の建替工事は場所などを考慮した工法で進められ、
今回は古い鉄塔を包み込むようにして
3倍くらいの高さがある鉄塔をクライミングクレーンを使って新しく建てます。

架空送電線 施工計画書

新しい鉄塔の主柱が古い鉄塔を囲むように頭を出しています。

架空送電線建替工事

架空送電線建替工事

① 最初に古い鉄塔のアーム(三角に出っ張っていて電線を持っている腕の部分)を外して降ろします。
電線は古い鉄塔に持たせたままです。こんな状態で感電しないのだろうかと心配していたら、

「さすがに停電しています」と、社長から返信が・・・そうですよね。

架空送電線建替工事

② 鉄塔は上部にいくにつれ細くなっているため、塔体の一部を解体してタワーが上がれるようにします。

架空送電線建替工事

③ タワーを組んで、旧鉄塔の上にクレーンのブームが上がるまで鉄塔を組み立てます。

架空送電線建替工事

④ 新鉄塔の組立が完了すると、タワーを降ろして旧鉄塔を壊します。

⑤ 送電線を新しい鉄塔に移します。

停電期間は77日間。その間に作業を完了させなければなりません。
緊迫した作業現場ですが、「笑顔になる余裕も大切」と話す弊社技術員。
作業員さんへの心遣いも忘れません。

ダブルトーショナルダンパと捻じれ防止ダンパ・アーマロッド・難着雪リング(着雪対策工事)

ダブルトーショナルダンパ 送電線

倉庫にボクシングのグローブのような形をした資材がたくさん並んでいました。

ひとつ持ち上げてみると、筋トレできそうなほどずっしり重い。。。
送電線のおもり??

これは「ダブルトーショナルダンパ」といって、
送電線が風を受けたときに起こる上下の振動を抑えるためのおもりです。
鉄塔の写真をよく見ると、たくさん付いていました。

ダブルトーショナルダンパ 送電線

他にも送電線におもりが付いた写真を見つけました。
ダブルトーショナルダンパとは形が違います。

送電線着雪対策工事 捻じれ防止ダンパ 難着雪リング アーマロッド

このおもりは「捻じれ防止ダンパ(カウンターウェイト)」といって、
電線に付着した雪が回転しながら電線を包み込んでしまうのを防ぎます。

捻じれ防止ダンパ取り付け部分には振動で電線が傷つかないように
「アーマロッド」という補強材が付けられています。

他にも着雪対策として「難着雪リング」も取り付けます。

送電線着雪対策工事 捻じれ防止ダンパ 難着雪リング アーマロッド

送電線に等間隔についているリングが「難着雪リング」です。
電線に積もった雪はまとまって落ちるイメージがありましたが、
送電線に雪が付着すると、電線の撚りに沿って雪が下へ移動し、
最終的には電線を包み込むように雪が付着してしまします。

このリングを等間隔に付けることで防止できるそうで、
小さい部品ですが頼りになります。

鉄塔を建てたり電線を張り替えたりするだけでなく、
こうした部品の取り付けなども私たちの仕事であり、
電力の安定供給には欠かせない仕事です。