鉄塔完成までの流れ
① 調査・設計 ⇒ ② 仮設工事 ⇒ ③ 基礎工事 ⇒ ④ 組立工事 ⇒ ⑤ 架線工事 ⇒ 完成 ⇒ 保守・点検
仕事内容
調査・設計
送電線ルートを選定するにあたり、事前調査を行います。地表の高低や起伏、地層の性質・状態・種類、気象などの条件や、私たちの生活環境に影響を与える条件、鉄塔完成後の保守・点検の難易度、工事費用などの結果を基に判断します。ルート決定後は測量調査を行い、その結果を基に鉄塔を設計します。
施工管理
現場では安全に配慮しながら作業員をまとめ指揮を執る「安全管理」、工事にかかるお金の「予算管理」、工事のスケジュールを立て期日までに終わるように調整する「工程管理」、電気を安定して届けられるよう「品質管理」をする仕事です。
仮設工事
工事現場へ資機材を運ぶ通路を作ったり、工事用地を整備したりして、工事を始める準備をします。
基礎工事
鉄塔の脚を支える強固な基礎を作るため、数十メートルの深さまで掘って杭を打ちます。
組立工事
クレーンを使って部材を吊り上げ、鉄塔を組み立てます。
架線工事
一定区間ごとに電線を張り、鉄塔と電線を絶縁するがいしを取り付けます。
鉄塔完成
保守・点検
古くなった部品等を交換したり、鉄塔の建て替え工事などをします。