OJT指導者養成塾「ティーチングスキルの習得」を受講しました

昨日はOJT指導者養成塾を受講しました。チラシには「管理職・中堅社員向け」と書いてありますが、社長からお話をいただき、入社3年目の私でも参加する機会をいただきました。学びの機会をいただけることは有難いことです。

OJT指導者養成塾は全3回開催され、今回は「ティーチングスキルの習得」として、部下指導の基本や進め方、指導実践のテクニックワークを行いながら、グループ内で話し合ったり実践してみたりして学びました。

「今の若い子は・・・」と言ってしまいがちですが、管理職・中堅社員など教える側が変わることで若手社員の力を引き出して育てていけることを知り、若い子だけの問題ではないなと思いました。世代のギャップは歩み寄ることが大事!

「ティーチング」「OJT」とは?

ティーチングとは、指示内容を忠実に実行させることを目的とし、知識やスキルを持っている人がそれを持っていない人に対して、決まった方法や考え方を教え込むことです。

OJTとはOn the Job Trainingの略で、部下や後輩に現場で仕事をさせながら、その時の態度や気持ちを把握しつつ、その場で指導を行う人材育成方法をさします。

育成のポイント

  1. 行動面・・・的確な指示出し
  2. マインド面・・・自ら考えさせる
  3. 精神面・・・ケアを怠らない

 ↓ ↓ ↓
帰属意識を持たせる
居場所を作る

育成計画の作成から実行

Plan:育成計画の作成
目標を共有化する

Do:育成計画の実行
途中で変更せずにやりきる。フォロー、フィードバックを必ず行う。

Check:育成計画の進捗確認
結果を確認する。できなかった理由を振り返る。

Action:育成計画の軌道修正
できたことはさらに伸ばし、次のステップに進む。
できなかったことは真の原因にいたるまで調べ、再発防止をする。

育成計画やマニュアルを作れば、あとは仕事をしながら覚えて育っていくだろうという安易な考えではなく、日頃から部下や後輩の理解度や気持ちが乱れていないか把握し、できるまで見届ける・・・自分の子どもを育てるのと同じように根気強く向かい合うことが大切です。

若い子の特性を知り、それを受け入れ、彼らが持っている能力をどれだけ引き出していけるのか、それは育成する側のスキルが必要なのだと思いました。

分かった気になって終わらないよう、まずは息子たちを相手に練習してみます。