本社倉庫に大きな荷物が届きました。
鉄塔と送電線の接続部分についている碍子?
でも、細長くて材質も磁器じゃない・・・プラスチックかと思ったら弾力があります。
これは「相間スペーサー」といって、送電線に付着した氷や雪が落ちてその反動で送電線が跳ね上がったり(スリートジャンプ)、送電線に氷や雪が付着した状態で強風に煽られて送電線が大きく揺れるたりする(ギャロッピング)のを防ぐために取付られます。
電線同士が触れるとショートして停電してしまいます。
電気を安定供給するための作業です。
ミャンマー視察団の最終日である4日目は
現地の住宅・内装関連の展示会訪問、
現地建設業最大組織の組合とのビジネスマッチング。
ミャンマーの展示会に参加してきました。
やはり日本と比べてはいけない事は分かってますが、
比べてしまい、かなりの物足りなさを感じてしまいました。
何がコンセプトなのか、
何を売りたいのかが分からないという
展示内容のブースが多かったですね。
まだまだ、この辺も企画提案も必要なのかなぁと。
4日目の目玉は、現地企業とのビジネスマッチングです。
今回のビジネスマッチングでの収穫としては、
民間企業は、送電線工事をやっていないということでした。
なので、民間には送電線技術者がいないということです。
現地の建設業者は、今送電線工事業への参入を希望しているみたいで
技術指導を希望しているという現状を知ることが出来ました。
現実的には、ミャンマーに進出するということであれば
国営企業との連携を図る方法になりますので、やはり
日系企業がODA等で参入する機会に参画することが
現実的だなぁと考えた次第でした。
国土交通省の訪問団は今日で終了
明日から10日までは、別調査を進めて行きます。
次回のアップは11日の帰国後に(^O^)
今日は、ヤンゴン市内のインフラ調査が中心でした。
ミャンマー国発注のミャンマー企業施工現場の見学です。
日本の価値観では、対応できないというのが正直な感想でした。
まず、安全性が確保出来ていない感じがあり、
地震でも起きたら崩れ落ちそうな構造でした。
ビルも外観はよさそうですが、
実は水道、電気の配線などは何も計画されていないとのことで
今後後付けするみたいです。。。。汗)
新築現場のはずが、どう見ても解体現場に見えるのは
皆さんも同感ではないでしょうか。。。
日本の企業が参入するには、同じ価値観を持つ顧客、発注先になると思いますので、
日系企業の発注案件か、ODA関係にはなりそうですね。
ミャンマー側発注工事には価値観としてついていけそうに無い気がしました。
日本人として、技術屋として、プライドも誇りも無くせば別ですが私達には無理です。。。
感想は、私も「世界の車窓から」の撮影はこんな感じでおこなわれているんだなぁ~(笑)ってとこですかねぇ。。
老若男女問わず、市民の大切な足なんだぁ~と感じましたが、
やはり何のメンテナンスもしていないので、線路のレールも曲り放題ですし、
枕木もあったり、無かったりと散々な状況です。
▼ ヤンゴン市内鉄道乗車体験 駅の様子
▼ 車内の様子
▼ 世界の車窓から
インフラに関しては、そもそも論になりますが、
まず第一歩として個別最適ではなく、全体最適にするには何をどうするべきかについて
考えていくことを海外から支援していくことが必要ですね。
その辺りは、国同士でも現在協議が進められている様です。
数年後には、見違える国になるんだろうなぁ~と思う3日目でした。
昨日から6日まで、国土交通省主催の建設業者として
ミャンマーへの進出に関する調査団として参加しております。
1日目は、日本のODAにて建設され
今後順次拡大されていく、経済特区工業団地である
「ティラワ工業団地」の視察が中心でした。
2月に来たときは、外部からの視察のみでしたが、
今回は、国土交通省の訪問団でもあり、
ティラワ事務局社長様のお話も伺えましたし、
工業団地内の企業様や、各種施設の見学も出来ました。
▼ ティラワ工業団地内の道路
▼ ティラワ工業団地 電源
まだまだ本格稼働にはなっていませんが、
それだけに未知なる可能性を感じざるを得ませんでした。
またここでも新たなご縁がありました。
このティラワ工業団地の管理を行っている社長様が
9月まで共に過ごした仲間の後輩でありまして、
勝手に運命的な出会いでは(笑)と思ってしまいました。
この運命が本物かどうかは、今後3~5年後の当社を
見ていただいてご判断くださいませ~
▼ ミャンマーチャット 日本円で10万円
ではミャンマー1日目のご報告は以上とします。
また明日もアップしますね~。
金曜日は新入社員歓迎会を開きました。
社員はそれぞれ別の現場を受け持っているため、同じ会社なのに全員揃うことが珍しく、今回も2名欠席になりましたが大いに盛り上がり楽しい歓迎会になりました。
飲み放題付きの宴会コースにも関わらず、単品料理、飲み放題のメニューに入っていないお酒など好きなものを次々と頼みます。それでも社長は止めることなく、飲食代はすべて会社負担という自由で太っ腹な宴会。
社員が「勉強したい!」と相談すると、社長は背中を押してくれます。「工具を開発したい!」「新しい工法を考えたい!」という社員にも、「やってみよう!」と賛成し、社長自身もどんなことからも学びを得ようと動きます。
これからも新しい仲間が増え、歓迎会を毎年開催できるように採用活動も頑張ります。