電気が家庭に届くまでの道のり
電気は貯蓄できないのをご存じですか。
需要と供給のバランスが崩れないように消費電力量を予測して、発電所(原子力・火力・水力・風力・太陽光)で電気をつくっています。発電所で作られた電気は電線を通って、変電所で電圧を下げながら、鉄道や工場、家庭へ届けられています。
電気の通り道
発電所から配電変電所までをつなぐ電線を「特別高圧送電線」、
配電変電所から柱上変圧器までを「配電線」、
柱上変圧器から家庭へは「引込線」
と呼ばれる電線が電気の通り道になっています。
送電線を支えているのが「鉄塔」、
配電線を支えているのが「電柱」です。
弊社は、鉄塔・送電線工事の施工および施工管理をしています。
送電線工事と配電線工事の違い
配電線や引込線、屋内の配線工事業者は、私たちの身近な場所で工事をしますが、送電線工事は山間部など人が通らないような現場が多く、数十メートルの高さがある鉄塔に上って作業をします。どちらも電気を扱う工事ですが、取り扱う電圧や作業環境などは全く違います。