富之保分岐線での架線電工作業風景
富之保分岐線での作業風景です。作業しているのは協力会社の社員さん。送電線の電気工事をする彼らは「ラインマン」または「架線電工」(がせんでんこう)と呼ばれ、命綱一本を使って身一つで電線に乗り出すときもあります。

これほどの高所で細い電線に腰掛けるなんて、究極の鳶職!熟練の技かと思いきや、彼はまだ二十歳前というではありませんか。以前、懇親会の時に「高所で怖くないの?」と質問すると「最初は怖かったけど慣れました」と照れながら答えていたのを思い出しました。息子と同年代の彼を見ながら、仕事を覚え成長していく姿はとても微笑ましいです。

送電線に宙吊りになって作業することを「宙乗り」というのですが、私が中部電気工業に入社した時は社員全員が宙乗りできる人だと思っていました。「宙乗りして仕事をするのは電工だから、僕たち施工管理はしないよ」と聞いて、工事現場でそれぞれの役割があることを知りました。

これまで送電線の「施工管理」がメインでしたが、事業拡大に伴い新しく「設計」技術者も募集し、子会社の(株)KRMコーポレーションでは「架線電工」2名(20代半ばで班長!)が頑張っています。

高齢化が進む送電線建設業界で、「電力の安定供給」を担う若い人たちの活躍は希望です。彼らの活躍を見守ると共に、新しい仲間を増やしていきたいです。
(山崎)